最近、2歳の娘がワールドワイドキッズ(WKE)のDVDやCDから流れてくる英語の歌(Nursery Rhymeが多め)を聴きながら、よく一緒に歌ったりハミングしたりしています。「ママ、うたって♪」「ママ、うたおうよ♪」と言われることも増えてきたので、Mashaも今まで聞き流していた子供向けの歌を真剣に歌うようになりました。
これが結構楽しい!娘もメロディーや歌詞、歌のタイトルまでどんどん覚えていくので、音源付きの絵本を集めて、片っ端からかけ流して一緒に歌っています。
最近では、英語(や他の言語)の音を耳から入れるのにDVDやYoutubeなどの動画を利用することが多かったのですが、あまり長時間見せたくないということもあり、今後の取り組みについてどうしていくべきか考えていたところでした。
娘は音楽(CDやmp3)やオーディオブックをかけるだけでも十分楽しそうに聴いてくれることがわかったので、最近はそちらにシフトしています。赤ちゃんの頃からアルクのエンジェルコースやオーディオブックなどをかけ流していたことも影響しているのかもしれません。
動画と同様にイメージが膨らむのか、音を聴きながら絵本を一緒に眺めるのは娘も楽しいようです。絵本のイラストを見ながら、「つぎはへいでぃどうでぃどうね~。(Hey Diddle Diddleのこと)」とか、「たばご(たまご)のおうたね~!(Humpty Dumptyのこと)」などと、先取りして嬉しそうに教えてくれます。
娘と一緒に聴き読みしているNursery Rhymes(ナーサリーライム)の絵本をメモしておきます。
Peppa Pig - Nursery Rhymes and Songs: Picture Book and CD
娘が1歳の頃からよく聞いているのは、娘が大好きなPeppa Pig(ペッパピッグ)のCD。アニメで流れる歌がたくさん入っています。Peppaの声優さんが歌っているので、娘も最近はよく真似をして一緒に歌っています。時間も短めなので、眠る少し前に聞くことが多いです。
Beatrix Potter Nursery Rhyme Book and CD
Peter RabbitのCDは、どちらかというとイギリス英語が好みのMashaが自分のために購入したものです。最近は娘も一緒に聞いています。
美しいイギリス英語を聞きながら、絵本のように楽しむことができます。
Treasury of Nursery Rhymes
最近のお気に入りは、"Maisy"シリーズのLucy Cousinsのイラストが楽しいこちらの絵本。歌もとても聞きやすいです。
お気に入りの歌のページをすぐに開くことができます。
同じような装丁のこちらの絵本も注文してみました。CDも付いています。
Treasury of Rhyming Stories (Book & CD)
Nursery Rhymes
WKEの入会特典で頂いたCD付き絵本。有名な歌がたくさん入っています。
とても可愛らしい表紙。大型のボードブックです。
娘はこの糸でボコボコした部分を触りたがります。
娘がこの絵本とCDをとても気に入ったので、同じシリーズの絵本からもう1冊購入してみました。
Sing-along Songs
こちらのCDにも、有名な曲がたくさん入っています。
こちらもいつか聞いてみたいな…。
Bedtime Lullaby
▼1曲がまるごと絵本になったものも少しずつ集めています。
The Ants Go Marching!
穴あきのしかけ絵本で、カウンティングも学べます。娘は数が大好きなので、「ありさんよんで~」とよく読んで欲しがります。
One Elephant Went Out to Play
アリさんの絵本と同じ時期に読み始めたので、「ありさんのつぎ、ぞうさんいこう!」とこちらもセットで読んで欲しがります。動画はゾウさんが3頭や5頭ぐらい出てきたあたりで終わってしまうものが多いのですが、絵本では10頭まで出てきます。
Twinkle, Twinkle, Little Star
わが家で購入したのは、穴あきの大きなしかけ絵本。Amazonで検索すると、他にボードブックやKindleバージョンなどいろいろ出てきます。
Five Little Ducks
CDと穴開きしかけ付きの薄い絵本。同じシリーズから他に何冊か出ています。入手しやすいお値段もうれしい。CDは、歌付きの曲+カラオケという構成。
This Is The House That Jack Built
娘はなぜかこの曲を何回も聞きたがります。歌詞は長めで早口なのですが、最後のJack built♪だけは上手に言えています(^-^)
▼音はありませんが、ディズニーのマザーグース絵本も少しずつ読んでいます。
Mother Goose (Disney Classic) (Little Golden Book)
コンパクトな絵本。お馴染みのディズニーのキャラクターがたくさん出てきます。
▼最近ちょこちょこ見るようになったRichard Scarryの絵本も欲しい!
Richard Scarry's Best Mother Goose Ever
Richard Scarry's Best Sing Along Mother Goose Video Ever!
▼こちらも気になります…。かなりのボリュームで、長く楽しめそう。
My Very First Mother Goose
▼その他に、以下の音付きの絵本や教材も聞き読みしています。今は絵本を読むというよりは、聞いて一緒に歌うことが多いです。イラストは眺めて楽しむ感じ。
子どもとうたおう! マザーグース
CDのテンションが高めなのでしばらく敬遠していましたが、子どもにとってはこれぐらいがちょうど良いのかもしれません…。
アルク エンジェルコース
マザーグースと遊び歌が何曲か入っています。優しい歌声が素敵で、何度聞いても飽きません。
マザーグースコレクション
3冊のミニ絵本が娘のお気に入り。
「マザーグース」とは英語圏の人々の間に伝わるわらべ歌や童謡の総称。
英国レディバード社の刊行する3冊のマザーグース絵本と、それに対応した84曲を1枚のCDに収録した決定版。全曲英国有名歌手による歌唱。
その他の関連書籍など。
最後に、歌詞や背景など、歌の理解を深めるために読んでいる書籍を何冊か紹介します。あわせて読むことで、子どもと一緒に歌を聞いたり歌ったりするのがもっと楽しくなるかもしれません♪
詳しくはまた改めて記事にするつもりです。
Oxford Nursery Rhyme Book
マザーグースで身につける英語の発音とリズム
マザーグースのリズムや音を聞いて英語の発音を身につけられる。美しい唄、なぞなぞの唄、早口言葉の唄、子守唄等々、発音のポイントにそって選んだ唄を通して、楽しい英語の音に親しもう。
英語のリズムと発音がいっきに身につく!「マザーグース」でつくる英語の耳と口
映画の中のマザーグース
▼英語の歌や絵本には韻をふむ言葉がよく出てきますが、そのライミングが英語を聞く耳を育てるのに重要だということがよくわかる一冊です。フォニックスを本格的に学ぶ前に読んでおくと良いかもしれません。
アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている―英語が話せない子どものための英語習得プログラムライミング編
英語が話せない・読めない・書けない子どもが急増している移民の国アメリカの小学校。ふだんは親の母国語(スペイン語など)を話している移民の子どもは、なかなか英語を身につけることができない。そんな彼らに、どうやって英語を教えるか―。試行錯誤を重ねるアメリカでいま最も注目されているのは、話し言葉の音に注目させ、耳をきたえることから入る「フォネミック・アウェアネス」という理論。日本人でありながらアメリカの小学校で教職に就き、英語教育に携わったリーパー・すみ子が、日本の子どもたちのために、この「耳からきたえる英語学習法―フォネミック・アウェアネス」を紹介する。
●フォニックスでは伸びなかったので、注目された新しい理論
……日本の英語教育ではいま、フォニックスが大きな注目を集めている。リーパーすみ子が勤めた小学校にもフォニックスは導入された。しかし、子ども達の英語力は伸び悩んだ。そこで取り入れられたのが、フォネミック・アウェアネスという英語初心者むけの新しい理論。アメリカでは、いま多くの小学校が、この理論にそって子ども達を徹底的に指導している。そのあとフォニックス/リーディング/スペリングへと進めることで、子どもたちの英語力は実際に伸びている。
●まずは耳からきたえよう……
フォネミック・アウェアネスの最初の一歩は、耳をきたえること。子ども達は、英語のリズム、英語の音をくり返し、くり返し口にし、耳で聞き、目で見て英語に馴染んでいく。そのときに使われるのが、ことば遊び。king/ring/sing など同じ音で終わるライミングや、sumiko sits in the seat. など同じ音ではじまるアリタレーションがふんだんに入っている歌・詩・絵本が、教室で大活躍。子ども達は楽しみながら耳を育て、英語力を伸ばしていく。
※参考 マザーグースとナーサリーライムについては、以下の記述等を参考にしています。
マザー・グース (Mother Goose) は、英米を中心に親しまれている英語の伝承童謡の総称。イギリス発祥のものが多いが、アメリカ合衆国発祥のものもあり、著名な童謡は特に17世紀の大英帝国の植民地化政策によって世界中に広まっている。600から1000以上の種類があるといわれるマザー・グースは、英米では庶民から貴族まで階級の隔てなく親しまれており、聖書やシェイクスピアと並んで英米人の教養の基礎となっているとも言われている。現代の大衆文化においても、マザー・グースからの引用や言及は頻繁になされている。
なお、英語の童謡を指す言葉としてほかにナーサリー・ライム (Nursery Rhymes) があり、イギリスでは童謡の総称としてはマザー・グースよりもこちらが使われる傾向もある。しかし「ナーサリー・ライム」が新作も含む童謡全般を指しうる言葉であるのに対して、「マザー・グース」は伝承化した童謡のみに用いられる点に違いがあると考えられる。後述するように「マザー・グース」が童謡の総称として用いられるようになったのは18世紀後半からであるが、それに対して「ナーサリー・ライム」が童謡の総称に用いられるようになったのは1824年のスコットランドのある雑誌においてであり、「ナーサリー・ライム」のほうが新しい呼称である。