ママ、ムスメとゴガクする。

ママもパパとムスメとともに学ぶ。 多言語学習や読書の記録、マルチリンガル育児など。

NHK語学講座のテキスト、5月号が発売されました。 ~ 【今日の一冊】「7か国語をモノにした人の勉強法」

この記事内には商品プロモーションを含みます。

毎月、NHKのテキスト発売日には意味もなくそわそわしてしまうMashaです。

今月も引き続き、まいにちロシア語とテレビでドイツ語のテキストを購入。毎日の講座の方はストリーミングに頼ることも多いですが、なんとか聴き続けております。 

 

先日、私が英語以外の語学も再開するきっかけになった本を何冊かご紹介しました。 

mamagogaku.hatenablog.com 

 

そのうちの一冊、「7カ国語をモノにした人の勉強法」という新書の中で、著者の橋本先生がNHKのラジオ語学講座の使い方について書かれていました。

7カ国語をモノにした人の勉強法

 

 

詳しくは一読をお勧めしますが、NHKラジオ講座を使った勉強法について書いてあるところが参考になるので、引用しておきます。

 

現状、独学にもっとも向いているテキストは、NHKのラジオ講座だと思います。私は、新しい外国語を最初に勉強するときには、必ずこれを使いました。半年分で1セットになっていて、語形変化の多いロシア語を例外とすれば、この半年分でだいたいの文法は網羅されます。

とはいっても、ラジオを毎日聞くのはたいへんですので、私の場合には過去のCDとテキストをオークションなどでまとめて購入し、一気に学習します。

このテキストのよいところは、まず音声が豊富に聞けるという点です。とにかく日本人の語学がモノにならない最大の理由は、音声の無視です。授業に出る間も惜しんで、とにかく音を聞いてください。

私は、高校時代の中国語講座から始まって、だいたい通学・通勤時間中に聞き続けています。電車に乗ったら、とにかく反射的に音を聞き出すようにしているのです。1日1時間聞きつづけたら、初級の習得なんてあっという間です。

このラジオ講座は、毎日短い会話文のスキットがあるのもいい点です。つまり、実際の場面や文脈の中で、単語や文型を学ぶように工夫されているのです。

 

NHKのラジオ講座を使った具体的な勉強法について続きます。

 

具体的には、最初はテキストの文字を見ながらスキットを聞き、意味を理解します。2回目は文字を見ないで音だけに集中して聞きます。そして、数分間発音を練習します。この際に、伝えるべき内容を頭に入れてから、文字を見ずに相手に話しかけるつもりで訓練してください。結果的に、丸暗記よりも、こちらの方がずっと効率がいいのです。

言葉を使用するためには、実際に使用するつもりで発音練習しなければなりません。形を覚えるための練習問題を解くのもよいのですが、その場合でも、書いて終わりにしてはなりません。必ず、練習問題の分を使って、文字を見ずに伝えられるか発音練習をやってください。これができないということは話せないということです。

基本はこのくりかえしです。ラジオ講座は半年分が1セットですが、ひととおり終えたら、もう半年分初級編をやってもいいでしょうし、また別の初級教科書に取りかかるのもいいでしょう。文法事項はほぼ学習済みなので、今度は最初から文字を見ずに音声を聞くところから始めましょう。その場合もスキットのあるテキストを選び、音声を中心に、文字を見ずに発音します。

 

私も、新しい語学を始めるときにはいつもNHKのラジオ講座から入りました。毎日地道にコツコツ…というのがどうも苦手なので、「まずは半年分一気に聞く」という勉強をしていました。それが終わったら、市販のテキストを読みつつ次の講座を半年分… というような感じです。ここまでは先生のやり方と同じような感じですね。でもこの本を読んで、「実際に使用するつもりで発音練習する」という部分が足りなかったかなと反省しました。せっかくラジオ講座を使うのなら、ここのところを重視していきたいです。

産後録り溜めてある講座もいくつかありますし、まずはそちらを優先して一気に聞きつつ、今の講座は聞けるときに聞く、その時はとにかく音声に集中して発音練習するというやり方でいってみようと思います。

 

ちなみに、Amazonでこの本についての素晴らしいレビューを見つけました。勉強法についてわかりやすくまとめられている部分を引用させていただきます。

・・・独学に最も向いているのはNHKのラジオ講座であること。毎日放送を聞くのは大変だから、過去のCDとテキストをまとめて購入して、一気に学習を進めること。日本人の語学がモノにならないのは音声を重視しないからであり、ラジオ講座を使って豊富な音声にあたって発音練習をしっかりやるのは効果的であること。語学テキストは一冊を完璧に読み通すだけではなく、同じレベルの類書を読むこと。というのも同じ文型や単語と、異なる状況で出会うことができて記憶が確かになるから。そして学習初期は、一日1時間半、2カ月程度の集中学習をおこなうこと。
この方法であれば、1年後には旅行会話程度は十分こなせるはずだと著者は言います。
おっしゃる通りです。あとは学習者のやる気でしょう。

Amazonレビューより 

 

NHKのラジオ語学講座については、過去の放送なども含めて今後いろいろ書いていきたいです。

 

NHKラジオまいにちロシア語 2015年 5 月号

NHKラジオ まいにちロシア語 2015年 5月号 [Kindle版]

NHK CD ラジオ まいにちロシア語 2015年5月号 (NHK CD)

ママ、テレビでもゴガクする。

テレビ講座の方は、ドイツ語とロシア語の講座を録画して家族で見ています。ロシア語は何回目になるかな… サンクトぺテルブルクが舞台なので、ついつい見てしまいます。

NHK テレビでロシア語 2015年 4月・5月号

NHK テレビでロシア語 2015年 4月・5月号 [Kindle版]

NHK テレビでドイツ語 2015年 5月号

NHK テレビでドイツ語 2015年 5月号 [Kindle版]

 

おまけ

ベルリンといえば、最近こんな本を買いました。眺めるだけでも楽しい。

歩いてまわる小さなベルリン

【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ベルリンは、旅行者も生活しているような気分で楽しめる、自由で気持ちいい街。東京の約1.5倍もある広さを限られた時間の中で楽しみ尽くせるようにとっておきのお店ばかりを選びました。若いクリエイターの手がける店、いつもにぎわうレストラン、開店まもないスイーツカフェまで。宝物を探すような気分で、本を片手に繰り出してください。

【目次】(「BOOK」データベースより)
ミッテ/プレンツラウアーベルク/フリードリヒスハイン/クロイツベルク/ノイケルン/ヴェディング/シャルロッテンブルク/シェーネベルク/ヴィルマースドルフ

 

近い将来、家族みんなでベルリンに行きたいなぁ…。

 

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